犬を飼った事で休日がなくなった
犬を飼う以前は、休日は昼過ぎまで寝てました。ですが、犬を飼ってからというもの休日は皆無になってしまいました。散歩の時間が決まっているため、ドアの前で鳴くんです。結局、早起きする事になってしまい休日の楽しみが減りました。
おまけに、なぜか愛犬は私とだけ散歩に行きたがるんです。日頃の疲れを癒やしたいなと思っても、なかなかそうはいきませんでした。
そして、犬は私が休日である事がわかっているのかオモチャを持ってきては遊んでとせがむのです。私としても、愛犬と遊べるのは嬉しいのですが、体力的にはヘロヘロです。下手をすると、翌日には筋肉痛が残りました。
それでも、満足そうに尻尾を振っている愛犬の姿を見るのは嬉しかったです。
ですが、友人との付き合いはかなり悪くなりました。以前は、休日には友人と居酒屋に行ったり映画を観に行ったりしていたんです。でも、犬を飼ってからというもの、休日はかなりヘトヘトになるため友人付き合いは自然と悪くなります。誘ってくれても断る事が多く、友人達も次第に誘ってこなくなりました。
仕方がないとは思っていながらも、どこか寂しさを感じました。犬を飼うという事は、これまでの日常を大きく変える事です。癒やしにもなりますし、励みにもなります。ですが、自分の自由な時間を奪われる事にもなるんです。
犬を飼う前は、休日はほぼ100%自分のために使っていました。好きな時間に起きて、趣味に没頭したり友人と遊んだりしていたんです。
でも、犬を飼ってからはそうはできなくなりました。生き物を飼うという事はこういう事なのだと改めて思った瞬間でした。
犬を飼う事は、単に世話をするのが大変とか金銭面も負担があるというだけではないのです。
自分のために使う時間が減るという事なんです。
犬を飼って困ったと感じるのは、自分の好きな事が以前のようにできなくなった時です。
結局、休日も忙しくて休みだという感覚はほとんどありませんでした。